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こちらのランドセルショールームは、「森」をコンセプトとして、
樹木を表現するために木ルーバーを連続させ、草原をイメージした色味のタイルカーペットを床材とし、あたたかみのある雰囲気としました。
入口部分は木調の床材に変え、敷き方にも変化をつけ、遊び心を持たせました。


打合せは、BIMのパースをベースに、イメージの共有をしながら進めました。
BIM上でルーバーの間隔を調整し、入店時の見栄えと、店内で見上げたアングルを確認しました。
検討を重ねて決定した二次元的なルーバーに、連続性を持たせ、空間を創出しました。


ルーバーや造作家具、壁にも丸みを持たし、配線類も全て隠すことにより、
誰にでも居心地の良い安全な空間をつくりました。
ルーバーの接合には、金物が見えない工夫を施し、自然のイメージに近づけました。


ランドセルを背負った姿がすぐ確認できる様、展示パネルの間に鏡を設置し、
パネルの前には、収納も兼ねた箱型ベンチを配置しました。


スポットライトでルーバーを照らし、見た目の重さを軽減して、空間を広く見せています。

照明は自在に色変更が可能で、ランドセルに合わせた色に変えたり、四季に合わせた演出ができます。


ランドセル選びの時間を、よりわくわくさせてくれる、そんな場所になることを願っております。


総合デザインプロデュース・基本構想:株式会社プラン・ドゥ
設計・監理:当社(担当:豊田・小倉)

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